プロフィール

設計方針

 建て主のご要望・建築条件をもとに、敷地の形状・自然環境・周辺状況等を考慮した個別解としての建築を提案します。まったくゼロからの発想で、構造形状を考え、様々な機能性(耐震性、耐久性、省エネ性等)、経済性、施工性に適した計画を立てていきます。また、建築材料は木や鉄・コンクリートなど素材を生かし、建具家具等も部屋空間に合せてオーダーメイドで作製することを基本としています。出来るだけ自然の素材を採用し物の手作り感を出すことで、住まう(使う)ほどに愛着のわく建築を創ることを心がけています。


代表者メッセージ

 建築の技術革新は、急速に進んでいて今や3Dプリンターで建物ができる時代です。
 建築の性能基準も多様化して、耐震性能では免振構造で基礎と建屋の揺れを分離するもの、制振構造で地震の揺れをダンパー等で低減するものなどがあります。
 省エネ性能では壁・屋根に充填する各種断熱材・輻射熱を防ぐ遮熱シート等があります。サッシ開口の断熱・遮熱性能も上げ、全熱交換空調システムと合わせて冷暖房効率を高めます。さらに太陽光発電で生産する電気を蓄電して消費電力を全て補うZEHもあります。
 耐久性能では、腐朽しにくい素材や、光触媒で自浄作用のある外壁材や塗料など、さらにコロナ禍では滅菌効果のある内装材も開発されています。住宅設備では、トイレに座れば健康状態もチェックでき、空気を浄化してくれるエアコンもあります。IoT(もののインターネット)では携帯電話で遠隔から部屋のエアコンを操作したり留守宅の様子を監視もできます。
 このように、住宅を建てる場合に沢山の情報・選択肢があり限られた予算なかで、どれかを選択し、除外していかねばなりません。その助言をさせていただくことが、われわれ建築士の一つの役目だと思っています。
 また住宅を構成するうえで重要なことは、そこに住む人の生活スタイルによるプランニングです。部屋の配置を決め、採光、換気をどのようにするか、都市部と郊外では手法が違ってきます。ちいさい部屋でも配置や採光のやり方で広く感じられたりもします。
 数々の住宅メーカーが、特徴のある住宅を規格化して販売しています。もちろんそのことにメリットもありますが、住宅メーカーを選んだ時点で構造・仕様が限られてきます。設計事務所に設計依頼することの一番のメリットは自由な発想でオリジナルデザインの建物を構想していけることです。
 


プロフィール

1990年3月 
鹿児島大学工学部工学研究科卒業(建築計画講座)
1990年4月
(株)渡辺建築事務所
1992年10月~1993年10月
スペイン(バルセロナ大学)留学
1993年10月~1994年5月
(株)髙崎正治都市建築設計事務所
1994年6月~1994年12月
(株)リード建築設計
1995年1月~2000年9月
(有)ウエボウ建設 GEO建築設計室
2000年10月
泉司建築設計事務所 設立